日本では、まだ耳慣れない言葉ですが、アメリカではpharmaceuticalsとfoodをあわせた造語“phood”というジャンルが急速に拡大しています。正確には“phood”=pharmaceutical-benefit foodsの略でしょうけど、この“phood”という健康・機能性食品市場は、2007年にはなんと200億ドル(約2.1兆円)に達するという報告もされています。アメリカでは、割り切りが早いというか、食品そのものが単なるfoodからphoodに進化すべきだという意識があるみたいです。日常のエネルギーや栄養を補給するだけの食品が美味しさを極め、それをさらに体に良い健康機能を持ち合わせるべきだというような…。ですから日本のトクホよりも、もっとリーチのある言葉として浸透してきているようです。そして向こうでは日本のトクホ商品にも興味があるようで、特定保健用食品(Foods for Specific Health Use)は、略語で“FOSHU”として紹介されて、その開発技術に業界関係者の注目が集まっているとのこと。もともと、機能性食品は日本発のものですから、当然といえば当然であるわけですが、この“phood”とならんで“bepherage”という言葉もできていて、これもpharmaceuticalsとbeverageとあわせた造語で健康・機能性飲料を表現しているようです。