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| 出場競技:自転車 |
体重:50kg |
| 出場種目:ロードレース |
所属:デルタキナン |
| 生年月日:1974年9月6日 |
出身地:広島県 |
| 身長:1m65cm |
04年アジア選手権個人ロードタイムトライアル2位。同全日本選手権女子ロードレース2位 |
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| はじめまして。プロ自転車ロード選手の唐見 実世子です。 |
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日本では「自転車のロード競技」といってもメジャーではないので、なかなか理解されない部分が多いのですが、世界的に見ると競技人口も多く、とてもメジャーなスポーツです。今年から念願叶って、本場ヨーロッパのチームでプロ活動します。日本からは離れてしまいますが、大豆ペプチドを毎日飲んで、自転車の楽しさを日本の皆さんに、もっともっと伝えていきたいと思っております。これからレースの事、日常生活で感じた事を、サイトを通じてどんどん伝えていきます。忘れずチェックしてくださいね。 寒い真冬は毎年、オーストラリアで過ごしているのですが、なんと今年は肺炎と胃潰瘍のダブルパンチ!ベッドの上で、過ごすはめになってしまいました(涙)。そんなこんなで、記念すべきプロ1年目の1月はあっという間に、2月も泣く泣く過ぎ去ってしまいました。しかし毎年楽しみにしている南半球ツアーを、指をくわえてみているわけにはいかないので、少々無謀ではありましたが、予定通り(!)遠征してきました。
初日は、個人TT(タイムトライアル)と1周約1キロのクリット。TTは本来私の得意種目のはずが、今年に入って、アウターをいれてトレーニングした記憶は・・・ない(涙)。ほんの8キロ、ド平坦のコースだったが、最後まで足が残っておらず、ゴール手前1キロで足が止まってしまい、今の実力を思いしらされた。リザルト的には、全く気にしていないので、覚えてないが、まあまあ、ぼちぼち、というか、それなりだった。 |
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問題は午後からのクリット。TTはマイペースで走ればゴールできるが、クリットは、集団のペースで走らなければならない。しかも、コースは1周の中にアップとダウンしかない。スタートしてから、何度も何度も限界を超え、サドルのさきっぽにお尻がささるイタイイタイポジションに耐え抜いたが、ラスト5周の看板を見た頃、メイン集団からちぎれてしまい、たそがれてしまった。もう走ることが辛かったけど、周回遅れになると明日からのステージに参加できなくなってしまうので、最後の力を振り絞って走り、なんとか完走した。とにかく肉体的にはもちろん、精神的に辛ーい、試練のツアーが始まった。
2日目は約15キロの平坦なサーキットコースを5周回する比較的イージーなコース。しかし、昨年は強風のため、中千切れに悩まされた記憶があるため、要注意のコースでもある。しかし今年は、それほど風もきつくなく、レースは淡々と進む。私はといえば、集団走行がペーサートレーニングの一環となり、後半になるほど足が回る感覚がもどり、実践的で充実した練習の様に感じた。そして、それ以外に感じた事は(忘れかけていたが)レースを走る気持ち良さ。体調不良で、つい最近まで自転車にまたがる事が大変だったのに、今100人ものいろんな国の選手と一緒にレースを走る事ができている。本当にうれしかったなー。 |
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そんなこんなで3日目。途中2キロ弱の激坂を含む、112キロのコース。今日の走りで総合が決まるので、どのチームも気合が入る。また風もでてきているので、力のある選手に有利に働く日になるはずだ。案の定、レースは序盤から動き出す。確か3人の逃げが決まり、その差がぐんぐんと開いていく。最高で5分か6分は開いたのではないだろうか?その頃、私の足も悲鳴をあげ、まだ中盤だというのにいっぱいの状態で耐えていた。もちろん最後までもつわけがなく、横風の先頭交代についていけずに置いて行かれてしまい、3人で約30キロも走るはめになってしまった。そんなふらふらな私に、レース途中で快いオージーがスポーツドリンクを差し入れてくれた。しかし私には、そのペットボトルの蓋を開封する力が残っておらず、蓋を開けるまでに2分はかかった。一気にドリンクを飲み干した後、交通解除されたトラックにあおられながら、ゴールまで踏んだ。明くる日の血液検査、尿検査の数値は言うまでも無く異常だったが、それでもなんとか、ひとつのツアーを乗り越えた事は、少し、自信になった。
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そして、ワールドカップ第1戦。約1キロの上りを含む15キロのコースを8周する。今の私に完走できる体力はないと思われたが、とりあえず行けるところまで行くのみだ。レースは落車が多く、落ち着かない状態が続くが、アタックがなかなか決まらず、結局、ゴールスプリントに持ち越された。私はと言えば、アンビリーバボーな事に、最後まで普通に集団に残っていた。今回の完走は、世間から見れば当たり前で、逆に「何をやっているんだ!」って激を飛ばされそうだが、個人的には本当に自信になった。オーストラリアの大地が私に希望を与えてくれた。私にとって、オーストラリアとは、いつも輝いていて、落ち込む時間を与えてくれない、楽しい空間である。今年は、辛い年明けだったが、オーストラリアの太陽が、私に前向きでひたむきな心を思い出させてくれたと思っている。
これで今年も良いシーズンが迎えられそうだ。 |
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